天罰?
初逢瀬から約10日がたった。
2~3日おきのメール1~2通のやりとりのみ。
深夜、急に脇腹に差し込みが・・・・
夜が明けきっても、一向に治まる気配がない。もしや・・・
出会いのきっかけとは別の持病が再発したのである。
自宅での対処方法はなく、とりあえず病院へ一人で向かうことにした。
家族には「たぶん再発した。いまから病院にいく。たぶん入院。」と告げた。
3回目の発病なのでだれも気にもとめないw
絶対おきわすれられないスマホと充電器、保険証、タオル数枚と今飲んでいるもう一つの持病と高血圧の薬となくてはならないタバコとライターをリュックにつめて、病室ですごしやすい服装に着替え、スリッパ履きでいきつけ(笑)の中核病院へ歩いて向かう。
救急外来の受付で「救急車を呼ぶか、事前に連絡を入れてもらわないとこまるのよねぇ。」と言われる。
救急車を呼ぶより歩いた方が早い。その病院には1年前のみならず、これまでの病歴のほとんどのカルテがある。何よりこれ以上歩けないほど痛い。
つい怒鳴ってしまう。
「わかった、建前はいいから。とりあえず専門はなんでもいいから内科医を呼んでくれ!それに車椅子!」
思わず叫ぶ。
「どこが痛いのですか?外科か内科はこちらでもう少しお話をきいて判断しますから。」
ぼけたことを言う看護師にさらに怒鳴ってしまう。いつものところが痛いのだ。
「たぶん、〇〇(病名)。血液検査と△△(臓器名)のCTを撮ったらわかる。手配してくれ。あと、痛み止め〇〇(薬名)を〇mgぐらいを臀部に注射!、体重〇kg、体温37.7℃!早く内科医を呼んで処置してくれ!」
医者ではないけど、過去この苦しみを2度経験しており、机上と実践で知識はある。なにより、痛みを早く沈静化させたいので、つい、言ってしまった。
僕の声に呼応したように奥から若い医者が登場。
車椅子に座って脇腹を抑え、うなっている僕をみてこういった。
「どうかしましたか?」
看護師は一通りぼくの説明を伝え、医者はチラッとこっちを見て言った。
医者「ぼくは専門ではないですが、おっしゃるとおりにしましょう。検査室へ。」
マイ「先に痛み止めを打ってください。」
医者「ではそうしましょう。カルテだけ確認しますね。」
のんびりしてやがる。
結局、痛み止めを打ってもらい、言った通り検査をして、言った通りの結果だった。
医者「即、入院ですな。おっしゃるとおり〇〇(病名)です。今から病室へ移ってもらいます。」
わかりきったことを何を偉そうにいってるんだか・・・
「わかってるって。どうせ、あとで妻が連帯保証人つれてくるから詳細はそちらに。」
罪のない看護師を怒鳴った30分後。
1年前の入院ときのとなりの病室で強め鎮静剤と消炎剤入りの点滴を打たれて、意識が
薄れてきた。
「みぃさんに当分会えないのかなぁ。また家族に迷惑かけるなぁ。仕事は・・。」
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