入院中・・・つれづれなるままに
公立病院の大部屋に入院してた。
入院中、嫁が来たのは初日の入院手続きと主治医から家族への病状説明する日の2日のみ。
緊急入院のため、着替えやら日用品は娘が登下校の途中に持ってきてくれるのみ。
まあ、崩壊している夫婦ってのはこんなものかってあきらめてる。
そんな中、みぃさんは入院を知るととお見舞いにきたいと毎日メールをくれる。
朝
みぃ「おはよー。体調大丈夫?今日いっていい?時間は合わせるから。」
マイ「無理ー。朝は検査、昼からは両親が見舞いくるから~。ごめんね~」
昼
みぃ「ご両親もうきた?今からでもいけるよ~」
マイ「まだ来てない。それに娘が今日夕方着替えもっくるらしいから会えない。」
夕
みぃ「〇〇ちゃん(娘のこと)、毎日えらいねー。もう来た?今からでもいけるよ~。
みい「なんか必要なものある?もっていくけど。」
マイ「今のところないよ。今日は遅いからいいよ~」
夜
みぃ「明日は行っていい?身体大丈夫?いたくない?」
マイ「痛いに決まってるよwだから入院してんでしょ。」
みぃさんのお見舞いのない日はいつもこんな感じ。
地元中核都市の公立病院で昼間の患者や他の見舞客には知り合いが多い。それに大部屋の上、1年間で3回も入院しててナースの皆さまとは仲良し・・・その上、毎日、年頃の娘が世話をしにくることで以外と有名になっているので、頻繁にみぃさんが病棟にくると、たぶん、娘の耳に入りバレるリスクが高い。
そのため、病院内のひとけのないところでしか会えない。
入院して1週間目、そういう場所をやっと見つけたので、みぃさんにメール。
マイ「今回も急患用の待合室はひとがほとんどいないから、そこで15分くらいなら、会えるけどどうする?」
みぃ「行く。行きたい。今からいくね!」
15分もしないうちに、見舞いに来てくれた。
待合のベンチにならんで座った。
しかし、その日はなぜか人の出入りが多い。
にもかかわらず、みぃさんは背中やらお腹をさすってくる。
みぃ「痛くない?」
マイ「大丈夫だよ」
周り目があるので、少し離れて座りなおす。
でも、すーっとみぃさんが寄ってくる。ベンチの上でてを握ろうとする。逃げる僕。
この繰り返し。
うれしいけど、さすがにまずい。その上、強制的に禁欲させられてるので、手でも触れようものなら、がるるモードになってしまう。
日が悪かった。
ろくな話もできず、この日はそうそうに帰るよううながした。
夜
みぃ「手だけでもつなきたかったよ。会えたのはうれしいけど、お見舞い迷惑かな?」
マイ「ごめんねー。ゆっくり2人で話できるとこ、探しとくから、見つけたら連絡するから許してね。」
みぃ「うん。待ってるね」
2~3日後
マイ「夜、8時ごろ、先月もあったタクシー乗り場の奥のベンチなら、その時間ほとんどひとけがない。外でもいいなら、30分ぐらいならゆっく話できるよ。」
みぃ「うん。今夜いく。家には実家に用事があるって言ってでかけるよ。待っててね。」
ベンチに座るとみぃさんからいきなりキス。左手はパンツの中でワサワサ・・・・
「会いたかった」の連発。
蛇の生殺し。
でも、会いたかったって気持ちがすごく伝わってきて、うれしかった。
会話は病状の説明と退院時期の報告しただけで、ほとんどキスタイム。
あっという間の30分。
病室を抜け出しているので、これ以上会っているわけにいかなかった。
それを諭すと
みぃ「あと、もうすこしだけ。ダメなの?」
の連発。結局門限の9時までキスタイム延長。さすがに最後までいかせてもらう訳にもいかず、またもや、生殺し状態・・・・
別れ際に寂しそうだけど、満面の笑みで
「またね。おやすみ!」
正直つらい。生殺し・・・・
病棟に戻ると先月のタクシー乗り場ベンチでの密会していたときの口うるさいお姉さんナースが待っていた。
チラッとぼくを見つけると、何も言わず、「ふっ」と意味ありげな笑顔を投げかけ、またもや何も言わなかった・・・・・
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