みぃ依存症

W不倫中の小心者の40代男です。

妄想みたいだけど、現実。

帰結がどうなるか本人にもわからない。どうなることやら楽しみ!


ゲスなので興味ない方はスルーしてください。

高校生?

病院は混んでるわ、薬局は混んでるわ、みいさんからのメールの嵐はくるわ。


どれも終わらない@@


ちょっと焦るし、みぃさんのメールの口調は徐々にきつくなるわ・・・・


どうしようもない。焦る。


なんとか12時には病院と薬局から解放。
みぃさんは△△駅についてるらしい。


病院からバスで二駅。歩くと15分。走って7分。
走れるかっ!!と思いつつ小走り気味に歩いた。


赤信号で立ち止まると、うちの親父がのんびり信号待ち。
同居しているが日頃の絡みはまったくなし。


声をかけられたが、適当に返事して、次の病院があるからっといってダッシュ!
まさか、彼女に会いに行くとは言えない・・よりによって、なんでこんなところで・・・


すべてのことを後回しするように走った。


病人を走らせる恐るべしみぃさん。


待ち合わせ場所を漠然と駅の近くのショッピングモールとしてたこともあって、モールを上へ下へ・・・


間の悪いことにメールがなる。


ったく、だれだよ、いそがしいんだよ。



ゴメンなさい。aiさんがコメをくださったお知らせメールでした。



メールチェックしていたときに、前からみぃさんが微笑みながら近づいてきた。



会えた。この場を借りてお礼申し上げます。aiさんありがとうございますw



マイ「どっかゆっくり話すところないかな。遅くなってゴメン。」
みぃ「ここの上。エレベータの横にあまりひとのこないベンチがあるから。」
マイ「うん。」



揃ってエレベータに。二人きりだけど、沈黙。
ベンチに並んで座った。


・・・おいっ!ベンチのとなりでおっさんが弁当たべてるよ・・・


みぃさんはお構いなしに座った。ぼくもそれに従った。



みぃ「ジュース買ってきた。はいっ」


マイ「ありがと。」


マイ「あんな、昨日のメールことやけど、はっきり返事が聞きたいねん。このままの関係続けるか終わるかってこと。」


みぃ「はぁ?メールのこと?私もこのまま続けるって答えたつもりだったんだけど?」


みぃ「なんかおかしいこと書いてたっけ?」


マイ「題名が”いつか"ではじまってたし・・・・会うのは先送りって読めるやん。」


みぃ「あたしにそんな文章力あると思ってるの?それにこれからも会いたいって書いてるやん!!」


マイ「・・・じゃあ、この間、連絡しないって言ったことは?」
みぃ「ごめん。でもメールで本音は大切な人って書いたやん!!」


マイ「・・・・・」



完全にメールの深読みのし過ぎだった・・・・



みぃ「ねえねえ。」



腕をひっぱられる。
そのまま身体をつかずけると、耳元で



みぃ「キスしたい。マイちゃんもさっきメールでチューしたいって書いてたでしょ」



・・・・あのー、となりでおっさんが弁当たべてるんですけどぉ・・・・


みぃさんにもらったジュースをこぼしてしまった。
さすがに知らん顔していたおっさんもびっくり。



マイ「ここでは・・・・なあ・・・」
みぃ「・・・・」



ちょっと拗ねている。
それでいいのか?人前で・・・


少ないっていっても人の往来があるし、何よりとなりでおっさんが弁当喰ってるって・・



マイ「場所かえよう?」
みぃ「うんっ!」



その気になったのと思ったのか、満面の笑み。
立ち上がってから、



マイ「トイレいきたい。」
みぃ「・・・じゃ、あたしも行こおっと・・」


調子が狂う。
ベンチでもTシャツの中に手を入れるわ、遅くなったアリバイ確認かなんかわからんけど、僕のリュックの中の薬をチェックするわ・・・
2か月前の、12~3年前の、27年前のみぃさんではない(笑)・・・・


トイレからでると先にでていたみぃさんが非常階段を見つけていて、手をひっぱる。



みぃ「ここなら大丈夫っ!」



いつものリードされるキスをしてくれた。
まただ。と思いつつ、気持ちいい。



いつ終わるかわからない。



マイ「外、行こう。タバコが吸いたい。」



こうでもいわないと、いつまでも終わらない。



みぃ「いいよ。」



駅近くの街路樹のベンチに移った。


そこで2時間近く、いろんな話をした。


あっいう間に時間は過ぎた。


ちょっと無言が続いた。


そのタイミングで12日からのぼくの行動と考えていたことを伝えた。


だまって聞いてくれた。


そして最後にぼくはこういった。初めて出会った27年前から一度もいったことがない言葉をいった。



マイ「愛しています。一番大切な人がみぃさんだってこの何日かでわかった。今はお互いに家庭があるからすぐにってわけにはいかないけど、いずれ一緒に暮らしたいと思っている。叶うかどうかはわからない。でも約束するし約束してほしい。ずっと一緒にいてほしい。」



うつむいて真剣に聞いてくれた。



みぃ「それってプロポーズ?・・・・はい。」
みぃ「で、よく聞き取れなかったから、最初のとこだけもう一回言って・・・なんて言った?」



あのー、またですか?・・恥ずかしくてもう一回言えるか・・・この、いじめっ子め・・



マイ「もう言わない。どんだけ緊張したと思ってんだよ!!・・・愛しています。」
マイ「もう絶対言んからなっ」



照れくさかった。それと同時に拒否されなかったことがうれしかった。



マイ「アイスクリーム食べに行こう。」
みぃ「甘いもの嫌いじゃなかった?」



周りからみるとじゅうぶん甘いと思いますが・・・



言葉とは裏腹に彼女の方が先に歩いている。



某有名チェーン店に入り、1時間ほどアイスクリームデート。
テーブルの下ではずっと手を握っている。


時計をみるともうひとつの持病の通院時間が迫っている。
そのことを伝えると「そだね。」といいながらきょろきょろ。



みぃ「よし。こっち、こっち。」



さそわれるままについていくと、また、非常階段。



みぃ「ここには人来ないでしょ?」



・・・あのー。ぼくは時間切れで、あなたは喪中で忙しかったのでは・・・



リードされるキスが始まった・・・そして、ぼくは物音を理由に打ち切り、帰路につくよううながし、前回同様、「帰りたくないよぉ。」と拗ねる彼女をなだめ、非常階段をあとにした。


今日はまるで高校生のデートみたいだった。



ついに、W不倫の泥沼に両足を突っ込んでしまった気がした。「好きだ」が「愛してる」
に変わった瞬間、もう戻れないところに来たと思った。



今の気持ちはウソじゃない。お別れでなくて本当によかったと今は思っている。




この恋愛の結末がどうなるか、客観的にみている僕がたたずんでいた。