みぃ依存症

W不倫中の小心者の40代男です。

妄想みたいだけど、現実。

帰結がどうなるか本人にもわからない。どうなることやら楽しみ!


ゲスなので興味ない方はスルーしてください。

嵐の前

火曜日はひさしぶりのフルタイム勤務をした。


疲れた。


その夜、まったく眠れない。曜日が変わって眠剤のんでも効果がない。



月曜日の部屋デートの夜は眠剤に頼らなくてもよく眠れたのに。


みぃさんと会った日は、よく眠れる。緊張や疲れでなくて、たぶん、リラックスできてるのだと思う。


水曜日の朝、ほとんど眠れず、無理やり出勤。


電車は乗り過ごすわ、ぼぅっとして、ひきかえす電車は間違うわで、出社はギリギリ。



周りから疲れてるのなら昼からでも帰れ!と叱責。


若い子たちは僕が叱られてるが珍しいのか、ひそひそ・・・・



いつもなら反発するけど、今日は素直に帰ることにした。


会社を出たあと、みぃさんにメール。



マイ「疲れた。今日も会いたい。」


みぃ「どうしたの?あたしはいいけど、会い過ぎじゃない?」


マイ「そだね。ごめんなさい。でも、会いたい。週末から来週まで夏休みなの。でね、土曜日、旦那様とお子たちはお泊りでいないって言った日、まだ会えるかわかんない。
先払いってことで会えないかなぁ?」



みぃ「もう、しょうがないなぁ。じゃ、〇〇の駐車場ね。ジュース買っていくね。」



いつものとこで待ちあわせ。
そのまま部屋へ。



みぃ「どうしたの?」


マイ「疲れた。会社でも怒られた。あまえたい・・・今日はいっぱいひっつきたい。」


みぃ「いいよ。いっぱいひっついて、いっぱいおはなししよう。」



ばかだねぇ。僕。
完全に依存症になってる。



話メインの部屋デートだったので、いろいろ話した。



27年前、すてられた原因は毎回のデートの遅刻だった。
そのとき、彼女はおじさんに相談したら「時間にルーズな奴は何事にもルーズ。別れろ!」って言われて別れたらしい。でも、なぜおじさんなのか?
で、8月の最後のデートも△△駅の南側で待ちあわせをしていて、やっぱり遅刻。
そして、僕の言い訳が「妹の友達がきて、話こんでた。」から。


・・・・ありえない言い訳。その上、覚えてません。ゴメンなさい・・・・


そのあと、デートもせずに彼女は帰ったそうだけど、やっぱり覚えてません。



みぃ「ひ、ひどい。ほんと覚えてないの?毎回、毎回遅刻しといて。そのあと、あたしの自宅まで原チャであやまりにきたけど、会いたくなくてお母さんに帰ってもらうよう言ってもらったことも?」



はい。まったく覚えていません。僕の記憶では〇〇駅の商店街の七夕祭りでの喧嘩が原因だとずっと思ってました。



それに初Hの日のこと、詳細にみぃさんは覚えていました。


場所は覚えてたけど、日にちまで覚えてませんでした。50点ということで・・・


この分だと、初デートや初キスまで覚えていそうで、これ以上聞きませんでした。



マイ「なんで、そんなに昔のこと細かく覚えてるん?変やで。」


みぃ「だって、初めて付き合った人のことやからやん。マイちゃんは中学のとき、Mちゃんと付き合ってて初めてとちゃうかったやんな?あと、Kちゃんとか・・・」



・・・・よく覚えていらっしゃる。



マイ「・・・でも、初Hはみぃさんとやで。だから、うまくできんかったやん。」



情けない言い訳である。反撃しないと、このままでは尻に敷かれそうだ。



マイ「みぃさんだって、別れたあと何年かたってから△△駅で背の高い人と仲良く、腕組んであるいてるの見たで。幸せそうやったやん。」


みぃ「あぁ。その人は元同僚。付き合ってたよ。マイちゃんと別れてから、付き合ったのは今の旦那が4人目。でも、なぜか、いろんなこと思い出せるのはマイちゃんだけなのよね~。いまでも後悔してるんよ。なんでマイちゃんと別れたのかなぁって。」


マイ「じゃあ、なんでまた付き合おうって、言ってくれんへんかったん?」


みぃ「そう思ったときにはマイちゃん結婚してたやん、今の奥さまと。友達から聞いた。そうそう、その頃、マイちゃんって何人か同時に付き合ってたんやって?何人と同時に付き合ってたん?」


マイ「・・・4人です。」


みぃ「さいて~。その中に奥さまは?」


マイ「・・・いました。でも、結婚式までには全部清算しました。」


みぃ「あたりまえやん。で、あと、どんな子やったん?」


マイ「・・・えっと、(略)」



返り討ちにあいました。その上、別れたあとの遍歴がばれている。恐るべし、みぃさん。


自分がこんなに攻めに弱いとはしりませんでした。



みぃ「今、あたし以外と不倫してるの?」


マイ「それはない。みぃさんだけだよ。」



これは事実。



みぃ「奥さまはしょうがないけど、絶対、浮気はだめだからねっ。」



変な論法だ。不倫相手に浮気を禁止され、妻はしょうがないと・・・(笑)



みぃ「でも、マイちゃんのあせって照れた笑顔カワイイ。大好きっ」



参りました。貴女の勝ちです。



帰り際、みぃさんのケータイがなった。


彼女のお母さんからだった。


一瞬、まずいって思ったけど、どうしようもない。出るように促した。


内容は他愛もない連絡事項だった。




・・・・この2日後、予想もしなかった出来事がこの母子に起きるとは思わなかった。